建築家と建築士の違い

建築家建築士でなくてもなれます。
建築家になれない建築士もいます。

あなたは、建築家建築士、どちらになりたいですか?

建築士とは?

建築士は国家資格です。いわゆる士業。

日本では建築士という資格名称で、建築物の質の向上に寄与するため、建築士法(昭和25年5月24日法律第202号)に拠って国家資格として定められた。建築士は「一級建築士、二級建築士及び木造建築士をいう」と定義されており、それぞれの建築士は「建築士の名称を用いて、建築物に関し、設計、工事監理その他の業務を行う者をいう」と定義されている。

~中略~

建築士の職務は大きく3つに分けられる。

設計業務

一般には基本設計、実施設計の2段階で行われ、それぞれについて意匠設計、構造設計、設備設計が含まれる。

工事監理業務

建築主や現場管理者(施工者の置く現場監督)とは違う第三者の立場で、工事が設計図書のとおりに実施されているかを確認し、建築主への報告と施工者等への必要な指示を行う。

手続き業務

設計前における調査、企画等の業務や、建築工事契約に関する事務、建築工事の指導監督、既存建築物に関する調査、鑑定業務、開発許可、農地転用許可等の手続き業務、各種コンサルティング業務等、建築士の職務は多岐に渡り、それらの一部を専門に行う建築士もいる。

引用 Wikipediaより

大規模建築を設計するのには、一級建築士の資格が必要です。
木造建築士→二級建築士→一級建築士
となるほど、設計できる建築の規模が大きくなります。

なお、筆者が木造建築士取得しているため、当ブログでは木造建築士取得の勉強方法を公開しています。

1・2級建築士を目指している方は、建築士.comのサイトが参考になりますよ。

一級建築士は構造的な問題や法的な問題をすべて理解している必要があり、一級建築士の試験は非常に難関です。
ただし、一級建築士の資格を持っているからと言って、建築家になれるとは限りません。
建築家として有名になれる可能性は上がりますが、
一級建築士=建築家
ではないのです。

ちなみに、夢を追わずにお金を追うなら、一級建築士として独立せずに、一級建築士として大手ゼネコンや大手設計事務所に勤めた方が稼げます。
一級建築士として独立して成功している人もいますが、せっかく一級建築士として独立しても、長時間勤務と低賃金でジリ貧生活している人もいます。

建築家とは?

建築家はいわゆる作家や芸術家に含まれる家業です。
作家や画家が自称できるように、建築家も自称可能です。
一級建築士の有無は関係ありません。
ただし、自称建築家で実績がないなんてのは、恥ずかしいだけですので、実績を作ってから建築家と名乗りましょう。

それでは、どうしたら建築家として名乗れる実績が作れるでしょうか?

設計事務所で実績をつむ

僕は、学生時代クライン・ダイサム・アーキテクツに少し出入りしていました。

彼らは外国人なので、一級建築士の資格は持っていません。
しかし、建築家として有名ですね。

そんな有名な建築家の設計事務所で実績をつむことが、建築家としての第一歩です。
クライン・ダイサムにしても隈研吾にしても、
「設計:クライン・ダイサム・アーキテクツ」
「設計:隈研吾」
としてメディアにとりあげられますが、実際に設計しているのは事務所のスタッフです。
事務所員が提案したものを、建築家が修正を加えて、デザイン・設計を作り上げています。
もちろん、自分の名前を冠して世に出す以上、建築家としても所員に設計をさせるのはリスクを追っています。
有名な建築家の元で実績をつめばつむほど信用が出来て、建築家として独立しやすくなります。

ただし、全てではないですが
建築家の設計事務所は長時間勤務と低賃金
を覚悟しておく必要があります。

大手の設計事務所の方が、福利厚生や待遇が良い傾向がありますが、建築業界はブラック労働がはびこっているのが現状です。
(最近では、働き方改革をすすめている企業もあります。)

一級建築士を取ってコンペで一発当てる

登竜門に登録しておくと毎週コンペの情報が届きます。

コンペで一発当てて有名になりましょう。(笑)
設計事務所の経験がない人は、
一級建築士+コンペで大賞
を狙いましょう。

例えば、ゼネコンで施工管理の仕事をしているけど、建築家として独立を考えている人、なんかが当てはまります。
現場の人間が設計士として独立するには、一級建築士の資格だけだと実績が弱いです。
そこで、コンペ賞と合わせ技で、名前を売っていきましょう。

貧乏人は建築家になれない?

建築家を目指す下積み時代は、低賃金と長時間勤務が続きます。
また、就職活動にあたっても、学科卒よりも学院卒の方が有利です。
僕の場合、大学院に進みたかったけど、家庭の事情で進学することが出来ませんでした。
学生時代にはバイトに明け暮れて、授業サボりがちで成績もあまりよくなかったです。
ここにも書きましたが、学生時代は真面目に勉強しましょう。

お金がない人は、真面目に勉強して大手設計事務所を目指し、なるべく早く一級建築士の資格を取得するべきです。

今の時代で年収500万円以上なら、それなりに良い給料といえるでしょう。
そして、資格試験が終わったら、コンペに積極的に応募して、自分の名前を売り込みます。

お金がある人は、時間をかけて有名建築家の設計事務所を目指し、そこで実績をつむのが建築家としての近道といえるでしょう。

建築家は、芸術家であり、人気業です。
そのための下積み時代を乗り越えなければなりません。
実績と名声を積み上げて有名になることで建築家としての道が開けていきます。

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