本気で建築家を目指すなら 学生時代に抑えておきたい3つのポイント

ロンシャン礼拝堂 コルビジェ

 

これから、本気で建築家を目指す学生さんへ

もし建築家を目指すのであれば、建築学会賞やプリツカー賞をとるつもりでいましょう。
受賞できるできないということが大事ではなく、自分には取れるわけがない、という考えだけは持ってはいけません。
軽い気持ちでいいのでいつかは受賞するつもりで建築家を目指してください。
それでないと、そこらへんの設計士で人生が終わってしまいます。

本気で建築家を目指すなら、下記の記事を参考にして勉強に励んでください。
建築家になるため道へのアドバイスを、書かせていただきました。
筆者は、建築家へのあこがれを未だに持ちつつ家具のデザインをしている小心者です。
失敗したからわかる多くの学生がとらわれがちなポイントをしぼりました。

1)バイトはするな

2)授業は休むな

3)長期休暇は有効に使え

 

1)バイトはするな

学生時代は、唯一自由に勉強をすることが許される時期です。
多くの学生がハマりやすいのは、この時期にアルバイトに精をだして、お金を稼ぐことを覚えてしまうことです。
しかも、この時稼いだお金なんて、服を買ったり、飲みにいったりして、大して身につかないものに浪費してしまいます。
その浪費欲を満たすために、さらにバイトに精をだしてお金を稼ぎます。
せっかく勉強できる時間があるのに、バイトなんかに時間をつかってしまうのは、非常にもったいないことです。
社会人になって勉強の大切さに気づくのですが、
その頃には自分の時間がほとんどなくなり、勉強をする時間を作るのに四苦八苦します。
もちろん、建築学生は模型代やらなんやら多少お金がかかりますが、
なるべく親に頼んでお金を融通してもらったほうがいいです。
しかし、自分みたいに片親のためお金がない家庭の場合は、バイトをするのは多少はしょうがないですが、程々にしましょう。

もし、バイトをしなければならない場合は、体力を使う仕事ではなく、知力を使う仕事を選びましょう。

たとえば、塾講師です。自分は大学1年のときに塾講師をしていました。

その後、エ◯ビデオ屋の店員、コンビニの店員、掃除屋の作業員、居酒屋の店員を経験しました。

一番稼ぐことができたのは、エ◯ビデオ屋の店員でした。

ここで大事なのは、バイト先によって出会う人のレベルが違うことです。

体力系の仕事をする人は、高卒やフリーターが多いです。

この人達と交わってしまうと、せっかく大学入ったのに、考え方がそのレベルに下がってしまいます。

塾講師は最低大学生以上なので、それなりの人材がいます。

特に、塾の経営者や教室長などからは学ぶことが多いと思います。

ですが、当時の自分はお金に目がくらみ、塾講師からエ◯ビデオ屋の店員に成り下がりました。

しかし、身入りは本当に良かったです。

すいません。語弊があると思いますが、高卒やフリーターでも立派な方はたくさんいらっしゃいます。

しかし、クスリをやっていたり、非合法なことをする方も中にはいます。

エ◯ビデオ屋のときは、仕事中にガンジャを吸ってる人がいて、

その人は最終的に店の売り上げに手をつけて逃げました。

学生時代はいろんなことに興味を持ちますが、道を踏みはずしている人となるべく交わらないほうが、悪影響をうけずにすみます。

いろんなことを経験するのは大事ですが、建築家というまっとうな仕事を目指すのであれば、まっとうな友人関係を築くのはもっと大事です。

もちろん建築学生ですから、先輩の紹介など設計事務所のバイトの話があれば、それはぜひ受けたほうがいいです。

もしタダ働きの場合は、相手を選んで話を受けましょう。

将来のチャンスに繋がる場合もあります。

しかし、学生の本分は勉強ですから、勉強をおろそかにするほどバイトにはまるのはお勧めしません。

2)授業は休むな

自分の大学生時代を振り返ると、興味のある授業以外はほとんど出ていませんでした。

なので、大学で受けた授業の内容はほとんど覚えていません。

いざ建築士取得の勉強をはじめて自分の知識の無さにびっくりしました。
自分はいったい大学で何を勉強したのでしょうか。
大学の授業は90分と長いので、長時間集中して聞くのは疲れますし、寝不足や飲み会の次の日などは、眠くなって授業中寝てしまうかもしれません。
それでも、まずは授業に出ることは心がけてください。

そして、つまらない授業であれば、その時間に授業を聞かないで、教科書を読んで授業の内容を理解して記憶することに集中してください。

建築家を目指す人にとって一つの山場が、1級建築士の取得です。

多くの人がおちいるパターンは、せっかく大学に高い授業料を収めたのにかかわらず、

ろくに授業を聞いていないので、基礎的な建築知識が身についていない。

そのため、いざ社会人になって1級建築士を取得するにあたって、

また高い授業料を払って日建学院などに通って勉強するはめになります。

上にも書きましたが、社会人になるとなかなか勉強する時間がありません。

設計事務所に勤めた場合は、休日以外はほとんど勉強する時間が作れないでしょう。

社会人になって勉強に励む前に、学生時代に建築士取得する準備に入っていた方がいいです。

一番効率がいいパターンは修士に進み、自分の研究をしながら1級建築士の勉強をすることです。

自分は10代~20代は、ほんとうに勉強が嫌いでした。

そして、勉強嫌いがたたって今のような状況になってしまいました。

学生の本分は勉強ですので、なるべく授業に出て自分の知識を蓄えることに励むのが一番いいです。

成績が良ければ、ゼミを選ぶ時も、就職するときも有利になります。

修士に進む場合も、他大学への推薦や奨学金を取得することもできるかもしれません。

自分の大いなる目標のために、目の前の誘惑に負けないでください。

まずは授業に出てください。

さらに、建築学生がおちいりがちなのが、

設計製図の授業に身もこころも捧げることです。

もちろん設計製図でいい成績を取るのは大事です。

ですが、徹夜などして次の日の授業をさぼるのはまずいです。

ポイントさえ押さえていれば、設計製図はそれなりの成績取れるはずです。

1)に書いたように、バイトをしないで夜は自分の時間がある生活をおくっていれば、

こつこつと課題をこなしていけると思います。

設計製図の成績さえ良ければいい、という考えは捨ててください。

学生の本分は勉強です。

大学生は半社会人みたいなことをいう人がいますが、

社会人には時間が経てばなれますので、社会に憧れなくていいです。

学生時代には勉強に専念することが大事です。

3)長期休暇は有効に使え

大学生は休みが長いです。1年のうちに4~5ヶ月が休暇です。

この休暇期間の過ごし方で人生変わってきます。

多くの学生がはまるパターンは、1)で書いたバイトに精をだす。

そして、大して身にならないものに無駄遣いする。
このパターンは平凡な社会人として生きる道です。

自分は完全にこのパターンでした。

長期休暇のあいだ全く勉強しないので、期末に勉強した内容もすっからかんに忘れてしまいます。

しかし、建築家を目指すのであれば、これではいけません。

せっかくの長期休暇です。有効に使いましょう。

親がお金を都合してくれるなら、なるべくバイトはしないほうがいいです。
バイトをしなければ、やることがないよ-、と思うかもしれません。

実は、大好きな設計製図の勉強をしながら、お金を稼げる可能性があります。
ただし、お金が稼げるかどうかは本人次第ですが、それを行うことは自分のためになります。
そして、何度も繰り返せば、建築家への道が自然とついていきます。

もうおわかりかとおもいますが、コンペに応募することです。下記のサイトで調べるとほぼ毎月コンペがあります。
登竜門

長期休暇は、是非コンペに応募してください。
分野は建築に限らず、家具やデザイン、フォトコンテストなんでもいいです。
「とにかくやってみて応募する」これを毎週繰り返していると、コンペのコツがわかっていつか入賞します。
入賞すると自信になり、やる気がでてきます。

これをひたすら繰り返していると、賞が増えてゼミ選びや就職活動の助けになります。
そして、設計製図の授業の勉強にもなりますし、入賞したら賞金ももらえます。
ヘタなバイトするよりよっぽど魅力的な金額のコンペもあります。

こんないいことずくめのコンペですが、意外と応募者が少ないです。

それは、最初から賞を取ろうとして考えるからです。
考えても完璧なものができず、これじゃダメだからやめよう、って簡単に諦めてしまいます。

しかし自分がダメと思っても、他人は評価してくれるかもしれません。
みんな時間をかけてやったことが、入賞せずに無駄になってしまうことが、傷つくことが怖いんです。

でも、なにかやって応募したら、たとえそのとき入賞しなくても、その経験が次に繋がるはずです。入賞しないからといって、傷つく必要はありません。なにかしらスケッチでもなんでも描いて期限までに送ることを繰り返すべきです。

とにかく続けているとコツがわかってきて、入賞するようになります。あきらめないで続けてください。コンペだけやってても暇だよー、という方には資格試験取得の勉強をお勧めします。
以下の資格試験は学生でも取得可能です。

建築関係であれば、
カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター  → 東京商工会議所

インテリアコーディネーター、キッチンスペシャリスト   → インテリア産業協会

宅建   →  不動産適正取引推進機構

ここらへんの試験は、大学の勉強に比べると簡単と感じるかもしれませんが、建築士取得に向けて基礎的な範囲になりますので、暇つぶしに勉強するにはいいと思います。

また、宅建は持っていると、何かと役に立つようです。

その他にはTOFLもしくはTOEICや英検の勉強もお勧めします。
今後、建築家の仕事はさらにグローバル化が加速するでしょうから、

是非英語に対する壁をとりはらう努力をしてください。

もしお金があるならば、学生のうちに1ヶ月くらい海外へ語学留学するのもいいかもしれません。

学生のうちにいろんな国に行って、いろんな国の人と出会うべきです。
今の時代は、フェイスブックで簡単に世界中のひとと繋がることができます。

長期休暇を利用して、自分の好きな分野の勉強したり、コンペに応募したりしていたら、

長期休暇はバイトなんかしている場合ではないわけです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

あなたが素晴らしい建築家になることを願っております。

 


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