これからの家具デザイナーに必要な資格

家具デザイナーになるには、スケッチやデッサンを覚えて、家具の構造を覚えて図面を繰り返して描いていればよいのでしょうか。
それとも、積極的にコンペに応募して賞の獲得を目指すべきでしょうか。

もちろん、それも必要な経験です。
デザイナーや建築家として生きるは、有名ブランディングを取る方法が王道です。
しかし、有名ブランディングは、実力と運とお金と時間が必要、しかも少ない席の取り合いとなるため競争が激しいです。
しかも家具デザイナーとなると、需要自体が少ない。
先生になれるのは限られています。

同じテキストで勉強して、同じような経歴の人から授業を受ける。
この状況で、抜きん出るにはどうしたら良いでしょうか?
他人よりもデザインセンスがあれば、他人とおなじことをしていても、目立てるかもしれません。
しかし、上には上がいるもので、
「あいつはすごい」
という経験をどこかでします。
センスがあってもなくても、やれることといえば、

他人よりも圧倒的にインプットとアウトプットを繰り返すこと。

デザインセンスがない人は、努力で他人を上回るしかありません。
いくらセンスがよくても、なにもしなければ結果は出ませんので、最終的にはアウトプット(作品を作ること)を繰り返しクオリティを高めた人が勝ちます。

でも、世の中には努力の天才がいるものです。

センスでも努力でも勝てない。
と感じているデザイナー(を目指す)は、時代を先取りして自分だけのポジションを目指しましょう。
家具や建築以外の知識を手に入れることで、自分のポジションが見えてきます。

他の家具デザイナーの持たない資格を資格してみませんか?

ITパスポート

ITは私たちの社会の隅々まで深く浸透し、どのようなビジネスにおいてもITなくして成立しません。

○どのような業種・職種でも、ITと経営全般に関する総合的知識が不可欠です。
○事務系・技術系、文系・理系を問わず、ITの基礎知識を持ち合わせていなければ、企業の戦力にはなりえません。
○グローバル化、ITの高度化はますます加速し、「英語力」と共に、「IT力」を持った人材を企業は求めています。

具体的には、経営戦略、マーケティング、財務、法務など経営全般に関する知識をはじめ、セキュリティ、ネットワークなどのITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など幅広い分野の総合的知識を問う試験です。
ITを正しく理解し、業務に効果的にITを利活用することのできる“IT力”が身につきます。

引用元 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html

IT力もさることながら、ITパスポートでは「損益計算書」の見方などをはじめ、経営戦略を学ぶところからはじまります。
家具デザイナーになるための大学や専門学校では、勉強することのない内容です。

フリーランスで独立して食べていくなら、経理の基礎も知っておかなければなりません。デザイナーの苦手分野を補ってくれる資格です。

eco検定(環境社会検定試験)

世界的な環境意識の高まりにともない、多くの製品やサービスが環境を意識したものに変わってきています。企業においても、ビジネスと環境の相関を的確に説明できる人材の育成が欠かせないものとなっています。eco検定は、複雑・多様化する環境問題を幅広く体系的に身に付く「環境教育の入門編」として、幅広い業種・職種の方に活用いただいています。

eco検定は、専門家に限らず、学生から社会人まで幅広い方が受験しています。2006年の試験開始以来、これまでに約43万人が受験し、25万人を超えるエコピープル(=検定試験合格者)が誕生しています[2018年3月現在]。ビジネスシーンにおけるキャリアアップはもちろん、生活者として健康で安全な暮らしを送るために、eco検定は社会の様々な場面で役立つ検定試験です。

引用元 http://www.kentei.org/eco/miryoku.html

エコの知識もITの知識と並んで重要な時代になりました。
環境を意識したデザインはこれから必要になっていきます。
デザイナーこそ率先して、エコな活動をしていくべき職種ともいえます。

福祉住環境コーディネーター検定試験

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障がい者に対し、できるだけ自立しいきいきと生活できる住環境を提案するアドバイザーです。医療・福祉・建築について体系的に幅広い知識を身に付け、各種の専門家と連携をとりながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。

中略わが国は世界でも類を見ない速さで超高齢社会に突入しており、あらゆる業界において高齢者を意識したビジネスに大きくシフトしつつあります。このような状況の中、医療・福祉・建築について総合的な知識を身に付けている福祉住環境コーディネーターへの社会的ニーズは確実に高まっています。引用元 http://www.kentei.org/fukushi/miryoku.html

超高齢化時代に入った日本でもっとも需要があるのが、福祉事業です。
今後も高齢者向けの施設や住宅が増えていきます。

また、高齢者や障害者など誰もが使えるユニバーサルデザインの必要性も高まっています。

まとめ

社会に対して新しい提案をしていくのがデザイナーの役割の一つです。
しかし、社会のニーズに合わせてデザインするのもデザイナーの役割ともいえます。
デザイナーはアーティストではありません。
与えられた問題に対してデザインで解決を図るのがデザイナーの仕事です。
デザインを学ぶだけでなく、社会的問題からアプローチすると自分だけのポジションを獲得できることでしょう。

関連記事

  1. 今年の目標は数年後には達成できる!? 目標設定をもう一度見直そう

  2. セルフイメージを上げるとうまくいく? ヒーローリストを作ろう

  3. 「空気」になったニトリのビジネスモデルを分析 ニトリが家具業界で1強になった理由

  4. あなたは知ってる? アーティストとデザイナーの違い

  5. 【レビュー】人工知能は人間を超えるか~ディープラーニングの先にあるもの~

  6. 【レビュー】人生を変える80対20の法則 リチャード・コッチ

  7. 日本の家具店がニトリだけになる時代がくるのか? 2017年家具業界売上げランキングから未来をみる

  8. クリエーター向けピンタレストの使い方

  9. 建築家やインテリアデザイナーがWEBでセルフブランディングする方法




人気記事

PAGE TOP